ジョハリの窓って知っていますか？
ジョハリの窓は、心理学者のジョセフ・ルフト（Joseph Luft）氏とハリントン・インガム（Harrington Ingham）氏によって1955年に考案された概念です。
自分自身を自己と他者から見た4つの窓に分類して理解するツールです。
対人関係の進展や自己理解に利用され、能力開発にも効果を発揮します。
マネージャーあるいはリーダーシップ研修でよく出されるトピックで、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
・解放の窓（開示している）
・秘密の窓（自分だけ知っている）
・盲点の窓（他者には見えている）
・未知の窓（誰も知らない）
解放の窓（自分も他者も知っている）を広げるには、
自己開示をして、他者と対話をしてフィードバックを受けることが必要です。
すると、自分も他者も気づいていなかった新しい自分が顔を出すのです。
このサイクルを繰り返すことで
解放の窓がどんどん広がり、
新しい自分に出会うことができます。
例１
①自分の夢をまわりの人に語る
↓
②まわりの人がさまざまな角度からアドバイスをくれる
↓
③自分の夢が具体化する
↓
④思いもよらなかった道が開ける
例２
①自分の弱みをまわりの人に見せる
↓
②まわりの人が受け入れてくれる。その弱みが実は強みにもなると気づく。
↓
③コンプレックスを克服し、自信を持てる
↓
④自分の可能性が広がる
解放の窓をどんどん広げて未知なる自分を見つけましょう。
