習慣化とは
習慣化とは意志の力を使わず無意識に繰り返し行動している状態です。
意志力(ウィルパワー)を使わない
自動運転モードなので
日中のウィルパワーを節約して
本当に必要なことに集中できます。
以前の投稿にある「決断疲れ」を
回避できます。
習慣化のメリット
習慣化のコツ
小さくはじめる
いきなり大きな目標を掲げるのではなく、小さな、達成しやすい目標を設定しましょう。
たとえば「スクワットを毎日100回する」ではなく、
「スクワットを毎回5回する」と小さく設定し、
小さい目標をクリアして、成功体験を積み重ねていきましょう。
継続することが大切です。
アクション・トリガーを設定する
習慣化を成功させるには、アクション・トリガーを設定することも有効です。
アクション・トリガーとは、行動の引き金のこと。
習慣化したいことについて、時間・場所・行動を具体的に決め、手帳などに書き出しておきます。
たとえば、「朝起きたら、顔を洗って、洗面所でそのままスクワット5回する」
このように、いつ・どこで・何をするかが決まっていると、悩まずに行動できますよね。
アクション・トリガーは、そのときの状況や感情に左右されず、
困難な目標を習慣化するために、大変効果的な方法です。
いつもの習慣に付け加える
すでに習慣化していることに、新しい習慣をつけ加える方法もおすすめです。
たとえば、毎日のウォーキングが習慣になっていたら、帰ってきて玄関の靴をそろえる習慣を追加してみてはいかがでしょう。ポイントは迷ったり考えたりする余地なく次の習慣に移れるようにすることです。
新しい習慣を身につけたいと思ったら、今ある習慣と合体させてみてください。
仲間と一緒に取り組む
仲間と一緒に取り組むのも、習慣化を成功させるには有効です。
「あの人もがんばっている」と思うと、自分も刺激されますし、
さぼったら「さぼっているな」とまわりに思われてしまうという想像から
良い緊張感で継続をすることができます。
もし、同じ習慣に取り組んでいる友だちがいたら、成果をLINEやTwitterなどで報告し合ってモチベーションを高めてもよいですし、「みんチャレ」のようなアプリで仲間を見つけ、一緒にチャレンジするのも良いですね。
注意する点
高すぎる目標はNG
習慣化の目標が高すぎるのは、失敗の原因です。
たとえば「スクワット100回」のように、いきなり高い目標を掲げてしまうと、失敗したときに自信を失って習慣の継続を諦めてしまい、習慣化が失敗してしまいます。
出来ない日があっても続ける
習慣を継続していくなかで、どうしても出来ない日というのは出てくるものです。
体調が良くない、家族の世話をしなくてはいけない、急な出張が入った、などなどあなたの習慣を中断する要因はたくさん出てきます。
1日、2日と出来ない日が続くと、「もう無理だ」と習慣そのものを放棄してしまいそうになりますが、
気をとり直していつでも戻ってきましょう。
やる気に頼らず仕組み化に頼る
やる気に頼っていると、「今日はやる気がないからできないや」というように、
「やる気」を習慣化失敗の言い訳にしてしまいがち。
わたし達の「やる気」は思いのほか頼りになりません。
それよりはその習慣が継続できる仕組みをつくることが大切です。
たとえば、朝起きたらすぐヨガができるようヨガマットをリビングに置く、スマホのアラームをかけておくなどです。
習慣化を成功するには、やる気に頼らず仕組み化に頼りましょう。
脳は新しい変化にまずは抵抗することを知っておく
脳はいつもと違うことをすると
「いつもどおり」に戻ろうとします。
いつもどおり=自動運転(通常モード)=脳の省エネ
なので、脳はエネルギー消費を抑えるために新しい変化には思いっきり抵抗してきます。
「3日坊主」は脳の抵抗ゆえの結果です。
そんな脳の性質を理解した上で、それでも新しい習慣を継続していると
今度は脳がそっちを「通常モード」だと認識します。
脳が新しい習慣を「通常モード」と認識するまでの期間は下の図を参考にしてください。
ここまでくると習慣の継続が非常に簡単になります。
私の例
朝5時半に起きる
➔オンラインヨガレッスンを始めた
(仲間と一緒に取り組む)
➔夜は子どもたちと22時には就寝し、
アップルウォッチのアラーム(手首でブルブル)で起きる
(やる気に頼らず、仕組み化に頼る)
➔たまに起きられない日もあるけど、
次の日からまた取り組む
(出来ない日があっても続ける)
参考になる本
私がコーチングやVoicyなどでオススメされた習慣化に関する本を紹介します。
これらの本を読むと習慣化にチャレンジしたくなりますよ。
習慣化をうまく使って理想の自分に近づきましょう!